みなさん、街中で、仕事場で、「後ろの目」働かせてますか?

 そろそろ梅雨も明けるかなーという時期ですが、
梅雨の時期になると毎年ように見かけ、
「うーん・・・」と思うのが、この光景。

 この写真はちょっとわかりにくいかもしれませんが、「傘の持ち方」です。

 柄の部分を持たずに、本体部分を持って歩く人。
 ひどい場合は、真横にして本体の真ん中あたりを持って歩く人もいます。

 何が問題かというと、こうすると、
歩いて手を振るのにあわせて傘の先の尖った部分が
大きく後ろの人に突き刺さりそうなほどに向かってくるんですよね。

 きっと怖い思いをした経験のある方、たくさんいらっしゃるでしょう。

 特に階段は、気をつけて幅をとらないと まともに当たります。
 朝や夕方の混雑時なんてホントに困ります。

なぜこうなるのか?
 そう、後ろのことを考えていないからです。
前はしっかり見てるけど、後ろや横といった
周囲全体まで気がまわっていないんですね。

 営業場面に置き換えてみると、
こういうことが目に見えて起こりやすいのは、
お客様と立ち話で話している時など。

 お客様との話に夢中で、
自分の後ろをそっと通り過ぎようとする社員の方に気づかず、
通路を譲ってあげられない。

 本人は気づいていないけれど、
話しているお客様にはしっかり見えていて、
「ちょっと後ろすみません」なんて言われちゃったりします。

 気がまわらない営業マンだな、なんて思われているかもしれません。

 もちろん、立ち話の場面だけでなく、
気遣い不足はいろんな場面で出てきてしまいます。

 普段は周囲をそんなに気にしないけど、
お客様の先では気を使っているよ、
なんて声も出てきそうですが、 一事が万事。
 そううまくはいかないものです。

 「後ろの目」を持つ習慣は、
普段から意識してこそ身につくもの。

 まずは、ご自身の傘の持ち方から、
チェックしてみてくださいね。