ご縁あって、商店街イベント「100円商店街」の
お手伝いを複数名でさせて頂きました。

 私は服屋さんで「いわし」の販売をさせて頂きました!

 商店街ではこんなふうにお客様と接するものなんだなー
というのがよくわかり、楽しく勉強になりました。

 さて、店頭で通りかかるお客さまにお声掛けすると、
だいたい2~3言で話が終わるのですが、隣の店で手伝いをしていた1人は、
なぜか見るたび2~3言では終わらずにお客様と長く話し込んでいます。

 なぜそんなに長く話し込めるのか?

 商品の説明をしているようなのですが、
通りがかりのお客様が、なぜそこまで店頭でしっかり話を聞いてくれるのか?

 不思議だったので、自分の仕事をしながら
片手間ではあるものの、観察してみました。

 すると、その方の一定の声掛け法則が見えてきました。

 まず多くの人通りがある中で、興味がありそうな人
(子供服屋の手伝いだったので、子供を連れている人)を
少し遠くからじっと見つめ、相手がお店を見たところで一声かける。

 その後、店頭に表示してあるサービスを指して視線を促し、
自身はお客様の目に入るか入らないかの斜め後ろ位置からそのサービスの説明をする。

 こうすると、威圧感を感じないのか、お客様はしっかり話を聞いてくれるようです。

 その後興味を示すそぶりがあると、
お客様の斜め後ろから今度は斜め前に移動し、
追加説明しながらどうぞと手を使って店内へ誘導する、
という流れをふんでいました。

 ほんの少しの関心→関心を本格的に持ち始めるまでの間に、
姿を見せず声だけで情報提供するところがポイントなのかもしれません。

 お店のつくりや商材によっても異なると思いますが、
アプローチのファーストステップでは警戒心を持たせないよう
音声のみでのアプローチによって関心を高める
というのは一つの参考になりそうです。